ICUでもう一泊かなぁ?と思ってたけれど、急に移動するよーと。
このあたりで人工呼吸器の変更をお願いして鼻の穴に入れる
タイプにしてもらった。
というのも、自分だけかわからんけれど、空気の微妙な対流が
あって、エアコン無くても寒く乾燥してるかのようで、
喉が痛いままだし、風邪引いたらシャレにならないじゃんと。
でも口で覆うタイプの方が湿度が保たれるなぁとも…、
今にしてみれば。
まぁなぜ人工呼吸器をつけているのかというと、呼吸が弱く
なるので、酸素を追加しとる訳で。
寝たままベッドからベッドへ。
天井を見ながらの移動はなんか酔う。
そして24日の夕方に一般病棟に変更したのでした。
自分の体が今、どんな状態かは、普通に胸を開けた傷口と、
脇のちょい手前に鉗子用かなんかの傷。一番小さい。
そして脇の下にぶっといチューブがそれぞれ。
肺の水を抜く器材につながれている。
そしてみぞおちあたりに一本。
あと背中に痛み止め用の細いのが1つ。
麻酔止めの注入はしてて、痛いって意識があまりなかった
んだけど、色々と切れてきて…手術ってば、パねぇなぁと
実感しだしたのはこの日あたりから。
兎に角、痛み止め切れるとまずい。
切れてなくてもズキズキ痛いのに。
痛み止めが効いてる時間帯でもそれを上回るのが来るとまずい。
痛くて無意識な状態で涙が出たのは何時ぐらいだ?って位、
痛い。
まじめに痛い。
これが痛さのピークだろー?
ってのが三日三晩更新した。
痛いときは効いている、もしくは比較的落ち着いている時の
ギャップもスゴいから、アレ?これってば手術の何かがミスっ
た?と疑心暗鬼になるくらい痛い。
すっんごい痛い時は、心の中で現状に対する恨みとか、
なぜなにどうして?ではなくて、ポジティブに自分への
ご褒美の算段を立ててた。
頭の中で。
予算的なのもあるし、タイミングもあるから、何か1つに
絞れないし、そういったのが堂々巡り。
結局はご褒美は妄想で終わるんだけれどねー。
そして体が動かない状態で寝る訳だけれど、両脇のチューブの
お陰で周りの筋肉や色々なのが硬直しちゃって、上半身背中、
脇まわりが酷い肩こり状態。
これに手術した所が痛くてとか。
寝返りなんて無理だし、胸に胸骨サポートのギブス?バンド?
もしてるから、それら全てあいまって寝れない。
寝っころがれないし、体を起こすにも準備と気合いを入れないと
いけない。
なので、この日から数日間、チューブが取れるまでベッドの上
ではあぐらかいて座って、たまに枕をお尻に持ってきて、
背中を背もたれに押し当ててを繰り返してた。
勿論、殆ど寝ていない。
何かやることがあるわけでもないし、両脇に肺の水を抜く機器も
あって、自由にベッドからでれないし、トイレ1つからでも
看護師さん呼んで…だから時間が経つのを痛みとともに待つしか
なかった。
自分の病気は麻酔が効きにくいってのもあるし、肺の水抜きが
ササっと終われば、苦痛な時間帯も少なかったんだろうなぁ。
(書いている時点で残りチューブ1つ)
そうそう、手術当日から三日間は点滴のみで、四日目から
自分でシッコ出す!って事でカテーテル抜いて貰った。
抜く前に看護師さんがハイ!深呼吸し
て~なんていってきて、超痛い準備じゃないの。
ズベリと抜いたんだけど、おかしな声出しちゃった。
尿道カテーテルを抜くのって、賛否両論ありそうだな。
尿道カテーテルって、勝手にシッコ出してくれるのは便利
だけれど、自分でジョワ!っと出せない、切れないもどかしさが
あるよね。
最後、余計だよね。